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ペットロスカウンセラーについて

ペットロス中

ペットロスカウンセラーになるには

ペットロスとは、ペットを亡くした飼い主の体験、その悲しむ気持ちを指している言葉となります。
ペットロスカウンセラーとは、ペットロスについての基礎的な知識を持つことはもちろん、相談者が抱える悩みや辛い気持ちに寄り添い、共感するスキルが必要です。
また、ペットロスの状態の相談者の為に、的確なアドバイスができるような知識も必要であり、相談者がどのような状態で、どう立ち直れるかを冷静に分析する力も必須です。
ペットロスカウンセラーになるには、絶対に必要となる資格は存在しませんが、知識とスキルを持つという証明となりますので、相談者の安心につながる資格といえます。

さらに、ペットブームによりペットを家庭に迎える人が増加するに伴い、ペットロスカウンセラーの活躍の場も増えてきています。
必要になる知識は、ペットロスについての基礎知識はもちろん、動物医療に関するソーシャルワーク、また、カウンセリングの知識、手法も必要です。
ペットの死だけではなく、高齢ペットの世話と介護について、将来的に迎えるペットの死を考える心の準備に対する知識を備えておくことも求められます。
ペットロスカウンセラーの資格は1つではない為、主催元や取得方法がそれぞれ異なります。

メンタルケア学術学会が認定するペットロス・ハートケアカウンセラーTMを取得する場合には、指定教育機関にて講座を受けることが条件です。
次に、ペットロス・ハートケアカウンセラーTMの上の資格に、アニマル・ペットロス療法士TMがあり、取得の条件はペットロス・ハートケアカウンセラーTMの2級が必要です。
ペットロス検定では、日本ペットロス協会が認定する検定試験で、受験資格に決まりはなく、ペットとの別れについて全般の知識、スキルが問われます。

ペットロスカウンセラーの特徴

ペットブームとなり、現在ではペットの家族化も進んでいますので、ペットはすでに家族の一員であるという考え方が一般的です。
愛犬や愛猫等、我々人間の寿命よりもはるかに短い命となりますので、ペットの飼い主は、長く家族として連れ添ったペットの突然の死に、大きな悲しみやストレスを生じます。
ペットロスの症状として、ひどい場合には食欲不振や摂食障害、体重が減る、不眠症やうつ状態になる等があります。
ペットロスカウンセラーの仕事とは、そのペットロスに陥った飼い主が立ち直り、健全な心に戻る為のサポートです。

どんな人に向いている?

ペットロスハートケアカウンセラーの資格はいくつもありますので、自分がどの道で活躍したいか判断できる自己分析力と、知識やスキルを整理できる要素が大切です。
また、カウンセラーは相手を安心させられるような人柄であることも求められる職業と言えます。