医師について

医師になるまでの道のり

お医者様になるのはとても大変だといわれています。
それはなぜかというと、一般的な大学は4年制となっていますが医師になるための医学大学というのは6年生になっていることが一つの理由です。
まずは6年の間にしっかりと医学について学んでからでなければ、国家資格試験を受ける受験資格さえ与えられません。

大学で6年間学んだ後、試験に不合格となってしまえば改めて勉強しなおさなければなりません。
そのためお医者様になるためには大学での費用が莫大な金額になってしまうため、これで医師になることを諦める人もいるほどです。
病理学をはじめとして、生理学や分子生物学など様々なものを学びながら試験合格を目指していくことになります。
国立大学や公立大学のほか、私立大学を選ぶと特に費用は高くなってしまいます。

合格率そのものは9割となっていて多くの方々が合格しているのですが、そのためには、やはり前述の通り6年間きっちり勉強していかなければ難しいといえるでしょう。
また試験に合格した後も臨床研修が義務化されていますので、2004年以降は正式に合格した後2年以上研修を積んで初めて一人前として認められることになります。
それまでは試験に合格した後、2年間研修医として働いていくことになっています。

医師になってから独立したほうが良い?

さて、一人前のお医者様になった後はすぐにでも独立した方が良いのかというと、そうではありません。
研修医を卒業して一人前になってからでも大きな病院などで働きながら、様々な経験を積んでいきましょう。

試験に合格してから二年間で経験できる内容には限りがあります。
良いこと悪いことはもちろんですが、患者さんや患者さんのご家族とどのように接していけばよいのか。
また一緒に働くスタッフとはどのようにコミュニケーションをとっていけば良いのかなどをしっかり学んだ上で自分に自信を持ってから独立しましょう。

そうでなければ独立をしても患者さんからの信頼を得ることができず、患者さんが離れてしまい常に閑古鳥が鳴いてるようなクリニックになってしまうことさえありますよ。
また研修医期間を過ぎて一人前になってからでも仕事はどんどん増えていきますので、自分の体調管理もしていかなくてはなりません。
大きな病院は夜勤が続いてしまうことも多いので、体力をしっかりつけるためにも食事の管理などを徹底する必要が出てきます。
こういったことが自分の中でしっかりと行えるようになってから独立した方が、成功率も高いといえるでしょう。

医師のニーズが下がるって本当?

近年では様々な医療が発展してきており以前は医師も手術によって行なわれていたものが、最先端の医療機器等を用いて行えるようになりました。
そういった部分から今後は医師のニーズが低くなるのではないかという懸念があります。
ところが、実際にはそんなことありません。

なぜなら診療を行うのは必ず医師だからです。
レントゲン撮影などは機械が行っていますが、どこの部分のレントゲンを取れば良いのかを判断するのは医師ですよね。
また手術をするためにも機会を設定するのは医師です。

手術そのものは機械が行ってくれても、やはり専門的な知識を持つ医師がいなければ、こういった機械を動かすことすらできません。
また、大きな病院ばかりではなく、規模が小さいクリニックに訪れる患者さんも沢山いますので、こういった部分から医師のニーズが低くなることは今後もありえないでしょう。